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プレスブレーキ用安全装置 DSP-J

 
厚生労働省 検定番号 第TA501号
4つの受光ポイントで防護ゾーン(領域)をつくり、作業者の手、指を守ります。
★労働安全衛生規則第131条改正 
既存のプレスブレーキに安全装置を取付けることが義務付けられました。

DSP-Jシリーズの特長 

 
 
 
特徴
■作業に応じ、2モードを使い分けられます 
  1.前面・中央ゾーン全使用モード(Mode1)  
    2.前面ゾーン解除モード(Mode2)  
 (箱曲げ・小物曲げ時に使用)
■金型交換も簡単です
 

DSP-Jの概要

 

レーザー光と4つの受光ポイントが防護ゾーン(領域)をつくり、作業者の手、指を守ります。

 
 

投光器から照射されたレーザー光が、受光器のレーザー受光ポイントに届き、前面検出ゾーン、中央検出ゾーンの防護領域を作りだします。これら二つの検出領域により、作業者の指を守ります。

 

操作ボックス上の二つの運転モード1,2を選択することにより、加工作業をスムーズに行えます。 高速閉じ動作時、中央検出ゾーンを遮光するとプレスブレーキは急停止します。
 
 
 

 閉じ動作中の無効

高速での閉じ動作では各ゾーンが有効に動作し、検出ゾーン(受光ポイント)を遮光することでプレスは急停止します。
閉じ動作により上型の直下にある検出ゾーンの受光ポイントが材料を検知する手前で、プレスの速度を低閉じ速度(10mm/s以下)に切り替わるように設定します。速度が低閉じ速度に切り替わった時点で受光ポイントは全て無効になります。
閉じ工程における全ての受光ポイント無効は、低閉じ速度(10mm/s以下)である事が条件となります。
 

 
 

 安全な停止に必要な距離

 急停止に必要な距離は、そのプレスの持つ急停止距離に5mmプラスした距離が必要となります。
 
安全な停止に必要な距離>急停止距離(慣性下降値)+5mm
(上昇先端から材料までの距離) 

*急停止距離はそのプレスの停止性能によります。
 上記の距離以上からスライドは低閉じ速度(10mm/s以下)であることが条件となります。
 

 作業に応じた2つの運転モード

 Mode1

運転モード1:
前面・中央ゾーン全使用モード
(すべての検出ゾーンが有効)
通常の曲げ加工では、ツールの高速閉じ動作の段階で、検出ゾーン全体が有効になります。
 

Mode2

運転モード2:
前面検出ゾーン解除モード
(箱曲げなどに有効です。受光器の無効表示灯(黄色)が点灯します。)
材料が、その形状により前面検出ゾーンの検出領域に入り、光線を遮光してしまうような場合に、有効です。

 

金型交換も簡単!

 

取付金具のレバーを緩めると、センサーがスムーズ に上下します。
 

また、投光器から照射されるレーザー光は線ではなく太い面上の光のため、光軸合わせも簡単に行えます
 
 


受光器を下げながら受光部にレーザー光を合わせるだけです。
 
 
 

仕 様

■電源仕様
 電源:AC100 または200V,  周波数:50/60Hz 
■レーザー仕様
 レーザー光源:650nm 有効距離:15m 
 応答時間: 5ms レーザークラス:1M
■出力
 リレーA接点出力×2ch
 総合遅動時間:15ms以下
■外寸仕様
 筐体: 投光器TX,受光器RX : IP65 
 動作温度 : 0~50℃
 材質:アルミニウムポリカーボネート、
 ファイバーグラス
 寸法/重量 投光器TX:194×85×128mm /1300g
 受光器RX:194×82×128mm /1340g
 制御ユニットAL2:87×90×58mm/490g

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