急停止性能測定装置 KBM-4
KBMシリーズの特長
-
- 停止回路が作動を開始した時から、クランク軸またはスライドが 停止するまでの時間を1/1000秒の単位で測定
- センサーには高精度の1800パルスのロータリーエンコーダーを使用
- 電気回路の応答時間、回転数の確認、さまざまなプレスの 電源信号に対応。
- 軽量、コンパクト設計(本体のみ重量 約3kg)
- 持ち運び便利な電源タイプをご用意しました。
- ダイナミック点灯で省エネ実現
- <タイプ>
1.ロータリータイプ :機械プレス用 4-R
2.リニアタイプ :機械プレス用 4-L
3.併用タイプ :ロータリー、リニア併用 RL
電源タイプ
KBMシリーズの概要
KBM-4は液圧プレス用に使用するリニアタイプ(L型)、機械プレス用に使用するロータリータイプ(R型)、リニア、ロータリー併用タイプ(RL型)があります。
小型軽量化、価格も安くなって、新登場です。
プレスの特定自主検査を企業内で行う事業内検査者や検査業者ともに必要不可欠な検査機器です。(検査代行機関等に関する規則第19条の15 昭和53年2月10日 基発第79号)
リニアタイプ使用法
測定器とプレスの設置・接続法
小型軽量化、価格も安くなって、新登場です。
プレスの特定自主検査を企業内で行う事業内検査者や検査業者ともに必要不可欠な検査機器です。(検査代行機関等に関する規則第19条の15 昭和53年2月10日 基発第79号)
リニアタイプ使用法
測定器とプレスの設置・接続法
- ①レススライドを下死点にし、プレスの電源を切ります。
- ②リニアセンサーを図の位置に取り付けます。プレスのスライドとラックはラック取付金具を介し万力などで固定してください。
- ③測定器にセンサーコードと定点停止コードを接続します。
- ④定点停止コードをプレスの非常停止ボタンの非常停止回路に接続します。 ( 測定値がノイズによりバラツク場合は、定点停止コード接続部と並列にサージキラーを接続します。注:シーケンサー回路等でサージキラーを使用すると定点停止しない場合があります。)
- ⑤ リニアセンサーとセンサーコードを接続します
ロータリータイプ使用法
① プレススライドをクランク角度90°の位置にし、 プレスの電源を切ります。
② ロータリーセンサーを取付金具とマグネットを用いプレスに固定します 。
③ 測定器にセンサーコードと定点停止コードを接続します。
④ 定点停止コードをプレスの非常停止回路に接続します。 ( 測定値がノイズによりバラツク場合は、定点停止コード接続部と並列にサージキラーを接続します。注:シーケンサー回路等でサージキラーを使用すると定点停止しない場合があります。)
⑤ロータリーセンサーとセンサーコードを接続します。
⑥ 測定器の電源を入れ、定点位置表示灯が点灯する位置に、ロータリーセンサーの回転軸を回してください。(ロータリーセンサの定点マークシール位置を合わせます。)
⑦その位置でロータリーセンサの回転軸をベローズカップリングを使用してプレス側回転軸に固定します。注:プレス回転シャフトにジョイントボルトを接続するのにプレス回転シャフトを加工する必要が生じる場合があります。
仕 様
リニアタイプ | ロータリータイプ | ||
型式 | KBM-4-L | KBM-4-R | |
表示範囲 | 慣性下降値:0~999mm | 1~999° | |
停止時間 :0~999ms | 停止時間:0~999ms | ||
定点停止 | 1a(接点容量 AC250V5A) | ||
出力接点 | |||
電源仕様 (AC100V仕様) | |||
使用温度 | -10~60℃ | ||
消費電力 | 10W以下 |
※注意事項
(デジタル表示)
①慣性下降値の表示は出荷時、0~99.9mmにセットされています。
100mm以上999mmを測定する場合は小数点を削除しなければなりません。
変更方法は裏面メクラ蓋内のスライドスイッチを切り換えてください。
②測定値が表示範囲をオーバーした場合はデジタル表示下部が (. . .)表示となり測定不能をお知らせします。
寸法
*バッテリー部は現在製造中止しています。
下部・裏面取付足ゴム高さ 11mm
本体重量 3.18kg
測定機器校正サービス
KBM・荷重計など当社製 測定機器の校正を行い
校正証書を発行しています。
校正証書を発行しています。
ISO9001 7.6 監視機器・測定機器の管理において、規定した間隔または使用前に、国際 /国家計量標準にトレース可能な計量標準に対して校正または検証する、または校正 または検証に用いた基準(basis)を記録する。ことが求められています。
ISO9001 では測定器・監視機器の校正が求められています。KBM、荷重計の校正でお困りの場合、弊社までご連絡ください。
視機器及び測定機器の管理
測定結果の妥当(正当)性を担保する必要がある場合は、その測定機器(equipment)には次のことを行う。 規定した間隔または使用前に、国際/国家計量標準にトレース可能な計量標準に対して校正または検証する。そのような計量標準がない場合には、校正または検証に用いた基準(basis)を記録する。
・調整し、必要に応じて再調整する。
・校正の状態が確定できるように識別する。
・測定結果を無効にしかねない調整から防護する。
取扱い・保守・保管の際に損傷・劣化させないように保護する 測定機器が要求事項に適合していないことが判明した場合には、以前の測定結果の正当(妥当)性を評価し記録するとともに、 その測定機器および影響を受ける製品に適切な処置をとる。校正および検証の結果の記録は維持すること。
(JIS Q 9001 7.6監視機器・測定機器の管理 、国家標準にトレース可能な校正証明書)