テクノアイ 制御機能付光線式安全装置 PSDIシステム
PSDIモード時、光軸間隔7.5mm 連続遮光幅14mm。
非PSDIモード時、1光軸又は5光軸遮断検出方式、5光軸遮光で 25mm以下の打抜き作業が可能となりました。
PSDI/テクノアイの特長
1.危険領域内の手作業をセンサーが監視。 全周囲防護で安全性を高めます。両手押しボタンの操作なしでプレスを自動起動(ガードは固定ガード、可動ガードがあります。)
2.オペレーターの疲労を軽減させ、生産性を向上させます。
3.安全性、操作性の向上は生産性の増大、少数人数での生産を可能します。
4. 新規製造ラインを作ることなく生産能力を向上させることも可能です。
5。現場の高齢化、パート・派遣社員の採用など従来のコストの抑制を可能にします。
PSDI 動画
PSDI/テクノアイの概要
プレス加工の安全性と生産性を高めるテクノアイ制御機能付光線式安全装置 (PSDIシステム)
プレス加工では、光線式安全装置が従来より使用されています。
テクノアイは手が危険領域外に出たことを検出、自動的にプレスを起動させます。
両手押しボタンを押す動作を省略するため、能率アップが図れます。
もちろん、誤って手を進入した場合は、検知してプレスを急停止させます。
材料をセット
両手押しボタンを押さずに自動的にプレスが起動
製品を取り出し材料を再セット
生産性の向上が利益を生み出す。「テクノアイ」は企業のコスト抑制に貢献します。
稼動時間中にオペレーターがボタンを押す回数は1時間200回、1日1000回。
1 回押すのに約3.2kgの力が必要とされ、1日1000回押すと計4トンの力が必要とされます。
この能率を下げる疲労度は、重大な事故の引き金ともなります。
また、このボタン操作をなくすことで、作業能率は大幅に向上します。
(最低でも30%の能率アップは海外で実証されています。)
企業利益の一層向上のために、長期的視野にたつ設備投資はかかせません。
「テクノアイ」はプレス機械を安全な加工マシンへ変貌させ、かつ生産性を向上させるため、同じ生産数を短時間・少人数にてこなすことが可能となります。結果として人件費の抑制やトータルな時間コストを減少させ、貴社の経営品質を向上させます。
PSDI回路が安全性をより向上させました。
急停止と起動、この相反する機能を正確に判別するのが、 FGSセンサおよびコントロールボックスの LCUPです。万一システムが故障したときにプレスの起動を停止させる フェールセーフ回路をも備えています。
非PSDIモード時、1光軸又は5光軸遮断検出方式5光軸遮光で25mm以下の打抜き作業が可能
テクノアイの 光軸間隔は7.5mm。 連続遮光幅は、14mm。安全距離の追加はゼロ。検知漏れを防止し、指先までシャープに検出する高精度なセンシングを可能にしています。
5光軸遮光方式も採用していますので、材料の打ち抜き作業を行う場合は、PSDIモードを解除することで 5光軸遮断(連続遮光幅37mm)25mm以下の打ち抜き作業が可能となりました。
金型交換時などに便利な側面用可動ガード式も用意されています。
また、 可動ガードを側面に取り付けることで金型交換やプレスのメンテナンスも容易にできます。
操作性の良い切り替えキースイッチ、オプションのワークセンサで材料の位置確認や金型の破損を防止します。
仕 様
型式 | 防護高さ | 検出高さ(A) | 全長(B) |
C40-060 | 592.5 | 600 | 728 |
C40-070 | 742.5 | 750 | 879 |
C40-090 | 892.5 | 900 | 1030 |
光軸間隔 | 7.5 |
||
検出距離 | 0.3~2.5m 2~6m | ||
電源電圧 | コントロールボックスAC100V センサー DC24V |
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応答時間 | 16, 20, 26ms(センサーによる) | ||
保護構造 | センサー部 IP65 | ||
モード | 両手起動・PSDI(1ブレーク、2ブレーク) | ||
ガード | 固定式・可動式 | ||
安全カテゴリー (センサー部) |
IEC61496 Type4 IEC61508 SIL3 |
寸法
型式 | 防護高さ | 検出高さ(A) | 全長(B) |
C40-060 | 592.5 | 600 | 728 |
C40-070 | 742.5 | 750 | 879 |
C40-090 | 892.5 | 900 | 1030 |
光軸間隔 | 7.5 | ||
検出距離 | 0.3~2.5m 2~6m |